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トルコ地震とは
2023年2月6日未明にトルコ南部のシリア国境近くで大地震が発生。トルコとシリアの両国では、これまでに合わせて3万5000人以上が死亡し、今も多くの人たちが倒壊した建物の下に取り残されているとみられ、懸命の救助活動が続いている。
地震の規模はマグニチュード7.8と7.5に達し、地震エネルギーは阪神大震災の20倍以上と言われる(尚、阪神大震災はマグニチュード7.3)。死者数は3万5,000人を超え、21世紀で世界6番目に犠牲者の多い地震となった。
どこで起きた?
シリアとの国境近くのガジアンテップとカフラマンマラシュ近郊が震源地だった。ガジアンテップはシリア地方との交易中継地として栄えた街で人口約86万人。地震により古い城壁などが倒壊した。カフラマンマラシュはタウルス山脈の麓にある都市で、人口は約117万人。
どうして地震が起きたのか?
今回の地震では、アラビアプレートが北方向に、アナトリアプレートを擦りながら動いたことが原因と言われる。また頻繁に大きな地震が発生する地位ではなかったため、建物の耐震構造が十分でなく、甚大な被害をもたらしたと報道されている。
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-64550004
どのくらいの規模の地震だったか?
今回のトルコ地震のマグニチュードは最大7.8と、かなり大きな規模だったが、過去には世界各国でこれ以上に大規模な地震が発生しており、その中でも東日本大震災はマグニチュード9.0の超巨大地震で、地震後に津波が発生したため甚大な被害をもたらした。
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