タイのマッサージ店・SPAのチップ相場は１００バーツ | 支払うタイミング、支払わないとどうなるかも解説

2023年4月23日

本記事では、タイでタイ古式マッサージやSPAに行った時に支払うチップについてご説明します。

＜本記事の内容＞

タイでマッサージに行った時に、

　・マッサージ師にチップを支払うべきか？

　・支払わないとどうなるか？

　・チップの相場はいくらか？

　・どのタイミングでチップを渡せばよいか？

先に結論を言いますと、マッサージでサービスを受けた際はチップを支払うのがマナーです。

日本人旅行者が行くような中級〜高級店ではサービス時間に関わらず、出店時のお見送りの際に１００バーツ支払っておけば問題ないです。

本記事の結論

　・マッサージ師にチップを支払うべきか？　→　支払うべき。マッサージ師の給与はチップ含めた歩合制。

　・支払わないとどうなるか？ →　サービスが良くなかったとお店に思われる。マッサージ師が悲しむ。

　・いくらチップを払うべきか？　→　低級〜中級店は５０ー１００バーツ、高級は１００バーツでOK。

　・どのタイミングでチップを渡せばいいか？　→ お店を出るお見送りのとき。

では、詳しく説明していきます。

画像：参照サイト

マッサージ師にチップを支払うべきか？

タイのマッサージ店では、受付時に支払うサービス料金に加えて、マッサージ師にチップを支払うのが一般的です。

外国人だけではなくて、タイ人もマッサージ師にチップを渡す文化があります。（タイはアジア文化圏なのに、マッサージ屋だけチップ文化が広く浸透しているのは不思議ですよね）

理由①：マッサージ師の基本給は別途チップをもらう前提

以前の記事でもご紹介しましたけど、マッサージ師の給料は歩合制（基本給があっても数千バーツ/月）です。

通常のお店ですと、サービス料金の５０％前後をお店、残り５０％をマッサージ師がもらうシステムになっています。

タイ古式マッサージ１時間３００バーツだと、１５０バーツずつに分配します。
　お店　　　　　：１５０バーツ
　マッサージ師　：１５０バーツ

そのため、チップを支払わないとマッサージ師は給与が非常に少なくなってしまうので、チップを支払うのが一般的になっています。

（チップ無しだと、１日平均４名ｘ２５日勤務＝約１５，０００バーツですので、大学生の初任給程度しかもらえないことになりますね。。）

ちなみに、

ヘルスランドのマッサージ師は完全歩合制で、２時間のマッサージ料金６００バーツの内、１６０〜１７０バーツしか貰えないそうです。

ヘルスランドは外国人やタイ人富裕層が多く来店するので、チップの相場が最低１００バーツ以上、人によっては２００〜３００バーツ支払う人もいるので成り立っているシステムといえます。

理由②：チップは感謝の気持ちだから

タイマッサージ店のチップは、１時間サービスしてくれたマッサージ師に感謝の気持ちを表す手段です。

退店時にチップを渡して、嬉しそうにワイ（合唱）してくれるタイ人の方を見ると嬉しい気持ちになりますよね。

ただし、あくまでも気持ちですので、相場は頭にいれつつ、ご自身の満足度に合わせて払えば大丈夫です。

高級マッサージ店大手レッツ・リラックスのウェブサイトにも、チップは自身の満足度次第と書かれています。